はじめに
ハイクラス転職では、書類選考の通過率が年収レンジやポジションの幅を大きく左右します。同じ経歴・実績を持っていても、職務経歴書の書き方次第で「市場価値が正しく伝わらず、本来通過できたはずの選考で落ちてしまう」ということも珍しくありません。
本記事では、これまで1,000人以上の求職者を支援してきたキャリアエージェントが、通過率を上げる職務経歴書の書き方を解説します。
監修
WowCraft株式会社 エージェント事業部長 浅田 怜
アクセンチュアにて大手通信業界、消費財メーカー向けのDX・業務改革プロジェクトを経験。
その後、WowCraft株式会社を協同創業し、エージェント事業部の立ち上げを実施。
◇2024~25年 dodaX Sランクヘッドハンター(上位1%)獲得◇

職務経歴書のフォーマット
インターネット上で検索すると様々なものが出てくるかと思いますので、それをダウンロードいただければと思います。
おすすめはPDF化したときにもフォーマットが崩れないWord形式のものです。
ファイル名は、「職務経歴書_氏名(ご自身の名前)」にしていただくのが一般的です。
職務経歴書前半部分の注意事項

①職務要約
1社目から現職までのキャリアを4~5行程度で要約して記載してください。特に、プロジェクトワークの経験・IT構想策定の経験・企画系の経験・メンバーマネジメントの経験があれば、それを記載しましょう。
採用担当者に一番見られる箇所なので、冗長に書かずに簡潔に書きましょう。
②活かせる経験・知識・技術
転職先で活かせる経験を5~6個記載しましょう。
内容は開発などのハードスキルだけでなく、提案力、営業力、ファシリテーション力、マネジメントスキルなども含みます。
③在籍期間と企業名
「2023年4月〜現在」のように在籍期間を明記し、会社名は正式名称で記載。
④会社概要
資本金・売上高・従業員数など、選考担当者が会社の規模感を把握できる情報を簡潔に記載。
⑤雇用形態
正社員、契約社員、インターン、アルバイトなどの雇用形態を記載します。
⑥職務詳細
所属企業、部署、支店、プロジェクトごとに整理して記載。
【プロジェクト概要】にはプロジェクトの目的、全体像を記載。勤務形態がプロジェクトベースではない場合は、項目名を【概要】もしくは削除して記載。
【担当業務】にはプロジェクトで担当した業務を箇条書きで記載。採用担当者が特に見たいのは担当業務の再現性であるため、この部分は簡潔に、網羅的に記載する。
【実績・取り組み】には業務の中で成果を上げた内容や、上司、顧客から良い評価をもらった内容を記載。また営業成績など定量的な実績があれば記載。社内で受賞歴があればこちらに記載。
どんな課題があり、どのような取り組みをした結果どのような結果が得られたかを整理することがポイント。
⑦規模/役割
チームメンバーの人数、その中での役割(リーダー、サブリーダー、メンバーなど)を記載。
明確な役職は与えられていなくても実質的にその業務をしていたのであれば、役職名を記載しましょう(例えば、プロジェクトの中でマネージャーという役職は用いられていないが、実質的にプロジェクトマネジメントやメンバーマネジメントをしていたのであれば、「マネージャー」という役職名を記載する)
チームメンバーの人数に関しては、一番広い範囲のチームメンバーの人数を記載しましょう。(チームメンバーの人数が多く、かつハイレイヤーの役割を記載している方が書類選考には通過しやすい)
職務経歴書後半部分の注意事項

⑧免許/資格
TOEIC、簿記や基本情報などの資格をお持ちであれば、記載します。
また、エンジニアの方は⑧と⑨の間にスキルシートの欄を設けて、各OS・言語・DBの経験年数とレベル感を書くと良いでしょう。
⑨自己PR
2~3つ記載するのが無難です。
1つ目は経験業界の知見の深さ、2つ目はプロジェクトワークでの経験(プロジェクトマネジメントやメンバーマネジメントの経験を含む)、3つ目はそれら以外の自身の強みを記載するのが無難です。

書類選考では履歴書もあわせて準備が必要です。こちらの記事も参考にしてください。
さいごに
本記事では、通過率を上げる職務経歴書の書き方のコツをお伝えしました。
転職活動において書類選考のみが重要なわけではなく、面接対策や志望動機の整理も含めて、選考通過率を高めることができます。
WowCraftでは、ハイクラス転職を目指す方に対して、業界知見の深いエージェントによるキャリアサポートを行っております。求職者様側は無料でご利用いただけます。ぜひ一度こちらからご相談ください。


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