アクセンチュアはやばい?

コンサルティングファーム

はじめに

アクセンチュアは、世界最大級のコンサルティングファームであり、世界50か国以上に200以上の都市に展開し、70万人以上の従業員を抱えています。この記事では、アクセンチュアの実態や評判、やばいといわれる理由などについて紹介していきます。

アクセンチュアがやばいといわれる理由は
労働時間が長い
米国で大量のレイオフが行われた
だれでも受かるといわれている
などがあげられます。

今回は、この3つの点に焦点を当てて掘り下げていきたいと思います。

この記事は3分程度で読めます
この記事の執筆者


さとゆか
事業会社HR→人材紹介企業→コンサルティングファームのP&O(人事組織)
「人」を中心にしたキャリアを歩んでいます!

アクセンチュアとは?

アクセンチュアのミッションとして「テクノロジーと人間の創意工夫で、まだ見ぬ未来を実現する」というものを掲げ、テクノロジーの力を活用して未来を実現する総合コンサルティングファームです。デジタル、クラウド、およびセキュリティ領域において世界をリードし、40以上の業界での卓越した知識、経験、専門スキルを組み合わせ、ストラテジー&コンサルティング、テクノロジー、オペレーションズサービス、ソングの領域でサービスとソリューションを提供しています。

国内の売上高は2022年8月時点で5,553億円、従業員数は2023年12月時点で約23,000人です。また、2023年9月時点で女性の割合は38%と、他のコンサルティングファームに比べても高く、女性が働きやすい環境が整っていることがわかります。

アクセンチュアは労働時間が長い?

プロジェクトによって大きく左右されますが、長いところで70時間を超えるプロジェクトもあるそうです。また、短いところでは月の平均残業時間が10時間未満のプロジェクトもあるそうです。

例として、ERPやCRMなどのパッケージ導入系のプロジェクトは基本的に残業前提でスケジュールが組まれており、デジタル領域のプロジェクトでは若い世代や中途メンバーが多く、様々なバックグラウンドへの理解があり、定時内で終わらせられる業務、スケジュール調整がされているそうです。

ここ最近では労働環境も改善されてきており、リモートや残業についても自分の意志で決定できるようなプロジェクトも多く、ワークライフバランスが取れていると感じる社員は多いそうです。

openworak(2024年3月現在)によると月の平均残業時間は32.9hと記載されています。

また、有休消化率は69.8%と非常に高いことがわかります。

なぜアクセンチュアは米国で大量のレイオフを行ったのか?

米国では1万9000人の大規模なレイオフが発表されました。競争の激化、世界的なインフレ進行、ウィズコロナへの移行、さらには世界的な金利上昇などを背景に米国トップIT企業(GAFAなど)でレイオフが行われました。それに伴い、IT先端分野での需要を取り込んできたコンサル業界でも、過剰人員などの問題が浮上し、コストカットが急がれています。

一方で日本のアクセンチュアではレイオフなど行っていません。まだまだ採用に力をいれ、中途採用など活発的に行っています。近年では、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)への投資が拡大し、コンサル需要が急速に高まっている背景があります。

アクセンチュアはだれでも受かる?

アクセンチュアではここ数年で大量採用を行ってきました。2015~2021年の6年間でなんと社員数が3倍に急増しています。国内では約23000人(2023年12月時点)の従業員を抱えており、競合コンサルトと比較しても群を抜いて多いです。(BIG4はおよそ5000人程度)

これらの背景としては、
・働き方改革の一環で一人あたりの稼働時間が制限されるようになった
・企業のDX支援のためのITコンサルティングやアウトソーシングに強みを持ち、顧客企業からの強い需要がある
・業績拡大に伴い、新卒・中途ともに採用数を増やしている
などがあげられます。

ただし、近年では、コンサルブームが起きており、2000年代に入る前と比べてトップ層の学生の多くは新卒入社でコンサルティングファームを選ぶようになりました。

東洋経済オンラインの記事より、2022年度の入社が難しい有名企業ランキングでは、アクセンチュアは53位です。この付近には商社の双日(51位)、金融の三菱UFJ銀行(52位)、メーカーのソニーグループ(54位)などがあります。

そのため誰でも受かるわけではないことがわかります。

実際にアクセンチュアへの転職経験のある人への評価

Aさん
「Think straight, talk straight」とことん考え抜き、ストレートに伝える。職場や立場に関わらず、考え抜いた自分の意見を率直に発言されることが歓迎される。この言葉は言葉として存在するだけの表面的なものではなく、新卒トレーニングでも頻度高く言われることであり、また実務としても実感することが多い、アクセンチュアの真の文化になっている。この文化があることで、建設的な議論が可能になり、本当にやるべきこと、あるいはベストなやり方でもクライアントの変革やイノベーション支援が可能になる。

Bさん
上司含めプロジェクトは女性が多く、活躍できる職場です。女性だから、男性だから、ではなく適材適所で回しているなと感じます。産休育休も取りやすく、妊娠中のサポートも充実しています。通院時やつわりなどの体調不良時には有休と特別休暇を時間単位で取得することができ、とても助かりました。復帰後もベビーシッター制度やワーキングペアレンツ向けのコンテンツも充実しており、働き方の相談もしやすいです。希望が通るか通らないかは別としても、マネージャークラスの方も親身になって話を聞いてくださり、改善できないかなどアドバイスや動いてくださるのでとても働きやすい環境です。

Cさん
仕事に対する成果が厳しく求められる環境である。また、外資系コンサルといえばドライな印象があるが、実際にはマネージャーや実力者との関係など、人間関係が非常に大事。仕事は、国際的で華やかなものを想像するが、全体としてみれば確かにそうだが、プロジェクトの規模が大きく、分業制が細かく進んでいるので、個々の実感としては 歯車の一部として働いている感が強い。比較的高いキャリアレベルであっても、本当の意味での自己の裁量はあまりなく、マニュアルに沿った対応が必要となる。業績時代は非常によく、上司に気に入られれば給料もどんどん上がっていく。

アクセンチュアに転職したいなら、エージェントの活用がおすすめ

コンサルティングファームの選考プロセスは、ケース面接など特殊な形式が用いられ、個人での対策は非常に大変です。
コンサルティングファームへの転職成功率を高め、理想のキャリアを実現するためには、コンサルティング業界における豊富な知識や適切な対策を持つエージェントをうまく活用しましょう。エージェントは、選考プロセスに精通しており、適切なアドバイスや戦略を提供してくれます。またエージェントを活用することで、非公開の求人紹介を受けることができたり、面接の日程調整、条件交渉なども行ってくれます。そのため、エージェントの力を借りることで、転職活動を効果的に進めることができます。
是非、エージェントを活用することをおすすめします。

まとめ

この記事では、アクセンチュアはやばいのかどうかについて様々視点から見ていきました。
実際には、業績や労働環境なども良く、働いている社員さんからの評価も非常に高く人気のある企業であることがわかりました。

・自分の市場価値について知りたい
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