大手総合コンサルのPwCコンサルはどんな会社?調べてみた!

コンサルティングファーム

PwCコンサルの企業紹介

PwCは、Big4の一員であり、グローバルに156ヶ国、295,000名以上の人員を擁するPwCネットワークの一員です。PwCコンサルティングは、経営戦略の策定から実行まで幅広いコンサルティングサービスを提供する国内最大規模のコンサルティングファームとして知られています。私たちはPwCグローバルネットワークと連携し、クライアントが直面する複雑で困難な経営課題の解決に取り組み、グローバル市場での競争力向上を支援しています。

M&Aや事業再生・再編のエキスパートであるディールズ部門と、経営戦略の策定から実行まで網羅的に支援するコンサルティング部門があるPwCコンサルティングは、世界的な総合系コンサルティングファームであり、トータルサービスとグローバルネットワークを強みとしています。世界の最新情報や潮流を把握し、海外拠点と協力しながら、クライアントを支援しています。

PwC Japanは、PwCあらた監査法人、プライスウォーターハウスクーパース株式会社、税理士法人プライスウォーターハウスクーパース、プライスウォーターハウスクーパース サステナビリティ株式会社、プライスウォーターハウス クーパース総合研究所の各法人で構成されており、監査、アドバイザリー、税務の専門家がシームレスに連携し、ワンストップでサービスを提供しています。

PwCコンサルの基本情報

社名PwCコンサルティング 合同会社
代表代表執行役CEO 大竹 伸明
所在地東京都千代田区丸の内3-2-3 丸の内二重橋ビルディング
設立1999年
URLhttps://www.pwc.com/jp/ja/about-us/member/consulting.html

PwCコンサルの理念

代表メッセージ

企業の変革を支え続けるために、自らを「3つのD」で変革する

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がもたらした不確実性やデジタル化、地政学上のリスクの高まりは、企業に今までにはない大きな変化を促しています。あらゆる企業が、グローバルサプライチェーンやビジネスモデルの見直し、セールスやマーケティングの再構築、SDGs(持続可能な開発目標)に基づいた経営計画の策定など、従来の戦略にとらわれない柔軟な発想で変革を推し進めていくことを求められています。

こうした状況の下、PwCグローバルネットワークは私たちの成長戦略として「The New Equation」を策定しました。ここでは、これからの時代における重要なニーズとして「Trust」(信頼)と「Sustained Outcomes」(持続的な成長)の2つを定義し、クライアントやステークホルダーが不確実な環境下にあってもゆるぎない成果を実現し、信頼を構築できるよう支援することを掲げています。PwC Japanグループのコンサルティングファームである私たちも、クライアントの戦略策定から実行・ 実装に至る変革を支援するため、まず私たち自身がニーズや期待に応え続けられる組織へと変わっていく必要があると考えています。

PwCコンサルティング合同会社(以下、PwCコンサルティング)は、自らの変革についての議論を重ね、「3つのDによる変革プラン」を策定しました。3つのDとは 「Design」(新しい姿を描き、作る)、「Disruption」(従来の概念を覆す)、「Dimension」(多面的に考える)のことであり、これらが自社の変革のコンセプトとなります。2023年までの3カ年計画で、組織やサービスの再編と次世代の育成を進めるとともに、クライアントに最適なサービスをより速く提供できる体制を作り上げていきます。

まずは私たち自身が変化を体現し、クライアントやステークホルダーの皆様によりよい価値を提供できるよう取り組んでいきます。

参考

行動規範

声を上げる

正しくないと感じる状況に遭遇した場合、「声を上げる」ことで私たちの誠実性や、私たちに正しいことをする勇気があることを示します。本セクションでは、正しくないと感じる状況に遭遇した場合に、いつ、どのように懸念を表明し報告するかについて説明します。

ビジネス活動における信頼を築く

本セクションでは、プロフェッショナルとしての私たちに期待される事項を定めています。私たちは、職業上の基準を守り、適用される法規制を順守し、倫理的義務を果たしながら質が高く革新的な業務を遂行することで、PwCの評判を維持しています。

情報利用における信頼を築く

PwCは、クライアント、PwCのパートナーおよびスタッフ、その他取引先のプライバシーを尊重し情報の機密性を保護します。私たちは、あらゆる形態の個人情報とその他の機密情報を保護し、決して悪用しません。私たちは、適切な判断のもとでソーシャルメディアを使用します。

社会における信頼を築く

本セクションでは、世界と、私たちが事業活動を行う市場に対して私たち自身をどのように示すかを取り上げています。私たちは、相手への配慮、寛容さや誠実さを示し、倫理観と品質に絶えず重点的に取り組むことによって、ステークホルダーの信頼を得る努力をします。

お互いの信頼を築く

本セクションでは、私たちが職場でどのように互いに接するかについて説明します。同僚と効果的に協働してクライアントにサービスを提供するには、信頼が鍵となります。信頼は、各自が気遣い、礼節、品位、公平な態度と敬意を持って互いに接することから始まります。

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PwCの沿革

創業は1849年、ロンドンにて。以来、急速な成長を遂げ、現在では世界約157カ国にオフィスを展開し、26万人以上のスタッフを擁しています。本社はグローバルでロンドンにあり、日本国内には東京、大阪、名古屋、福岡、京都にオフィスを構えています。

当社は、「コンサルティング」と「ディールアドバイザリー」という二つの分野を通じて、企業の成長戦略を支援しています。組織再編や事業改革などの自立的成長戦略を提供する一方で、M&Aや提携といった外部成長戦略も提供しており、これらの分野を上手に連携させることで、顧客企業の価値向上を中長期的にサポートしています。

また、PwCグローバルネットワークの専門性やナレッジを活用し、PwC Japanの監査や税務などのスペシャリストと連携しています。これにより、多様化し複雑化する経営課題の解決に適した支援体制を構築しています。

2009年にべリングポイントの一部を買収し、PwCアドバイザリー株式会社としてスタートしました。その後、2010年1月1日にPwCアドバイザリー株式会社とプライスウォーターハウスクーパースコンサルタント株式会社が経営統合し、「プライスウォーターハウスクーパース株式会社」となりました。この経営統合により、経営・戦略コンサルティングサービスの一層の拡充に成功しています。

近年、PwCジャパンはPRTMやブーズ・アンド・カンパニー、マーバルパートナーズなど多数の企業を買収し、2016年3月1日には大規模な組織変革を実行し、プライスウォーターハウスクーパースのコンサルティング部門、PwCストラテジー株式会社(旧ブーズ)、PwC PRTMマネジメントコンサルタンツを統合し、「PwCコンサルティング合同会社」を設立しました。

参考

求める人材像

企業の変革を支えることで自分自身の成長を実現し、「ディール戦略策定」「M&A」「事業再生」「公共インフラ/社会インフラ」について総合的な視点を持って専門性を深めていきたい方

  • 海外オフィスと連携(時に出向・常駐)し、クロスボーダー案件の実務経験を積みたい
  • 社会に大きなインパクトを与える案件に挑戦したい
  • 窮境にある企業の事業や財務の再生のみならず、再成長にも貢献したい
  • 戦略とファイナンスの両面でスキルおよび知見を身に付け成長したい
  • 「社会課題」の解決と「企業価値」の向上を両立させるというマインドに共感できる
  • クライアントの構造改革や業界再編に貢献できる仕事(オリジネーション)がしたい

参考

社員の声

入社後初めて参画したプロジェクトでは、自身の価値の出し方について迷いがありました。働き方への順応や、短期間でのキャッチアップ、質の高いアウトプットといった要求が一気に押し寄せて、社会人1年目のような感覚になりました。そんな窮地の中、“シンプルに考え尽くす”ことで活路を見出せました。課題や提言内容の詳細についてフレームワークに捉われ過ぎることなく、自分なりに考え続け、コンサルタントとしての“自分の型”を作り、乗り越えることができました。

https://www2.deloitte.com/jp/ja/careers/interview/dtc-interview-023.html

入社後、上長のレビューを受けながら最後までアウトプットを作り切ることを求められるという仕事の進め方に戸惑いました。初めてのプロジェクトでご一緒したメンバーは師匠のような存在で、仕事を進める上でのさまざまな場面でコンサルタントとしての基礎的なマインドセットを教わりました。それ以降、「突き詰めて考える」ことを大切にしています。プロジェクトが変わるとテーマも一緒に働くメンバーも変わりますが、その都度多くの考え方に触れることができ、成長につながっていると感じています。

https://www2.deloitte.com/jp/ja/careers/interview/dtc-interview-028.html

私がPwCコンサルティングに魅力に感じる理由に、個人の力量と希望が尊重されたキャリアプランを実現できる点が挙げられます。自身は、キャリアプランの前提にはライフプランがあり、仕事は「人生を充実させるための1つの手段」であると思っているため、キャリアプラン、ライフプランを尊重し合える点は、働くモチベーションの源泉になっています。

プロジェクト内外にスキルアップの機会が充実している点も魅力の1つです。また、自己研鑽で得た知識・経験が仕事で活かされており、その意味でも“キャリア”と“ライフ“が良い形で融合され、業務の生産性向上や充実感につながっています。

https://www2.deloitte.com/jp/ja/careers/interview/dtc-interview-001.html

自身は元々 “バリバリ働きたい“タイプで、PwCコンサルティングに入社してからしばらくの間も、前職時代同様にそのスタイルを貫いてきました。しかし、シニアアソシエイトとしてグローバルプロジェクトに参画し、米国や欧州、アジアの各国に点在するグループ会社の海外クライアントへのヒアリングなどに対応していた頃、子どもが産まれるというライフステージの変化を迎え、それまでと同じように働くことに難しさを感じることが多くなりました。育児では、保育園への送迎や食事、入浴から寝かしつけまでのデイリールーティンはもちろんですが、重要な会議がある日に子どもが突然体調を崩すなど想定外の出来事が相次ぎ、戸惑うことも多くありました。

そのような経験をきっかけに、働き方の見直しを考え始めたのですが、その時に助けになったのが育児をしながらもバリバリ働く先輩たちの存在でした。そのような先輩たちに、育児をしながらも仕事でのパフォーマンスを発揮し続ける方法についてアドバイスをもらい、「限られた時間の中でも作業の効率性・品質を上げる」ための工夫を試行錯誤していきました。

加えて、プロジェクトメンバーが育児をしながら働くことに理解を示してくれたのです。私が朝・夕の育児時間を確保できるよう、上長はクライアントと労働時間の折衝を行い、またメンバーはその時間に電話や会議を避けてくれるなど、多くの仲間が協力してくれたことがとても心強かったです。

このように、周囲の先輩方やプロジェクトメンバーのサポートを受けながら働き方の見直しを行い、社内の研修や教育機会を活用して自身のスキルアップを行ったことで、時間的な制約がある中でも求められる役割に応えることができ、マネージャーに昇進することができました。

マネージャーに昇進してからは、求められる役割もよりハイレベルになってきているため、上長や先輩たちからより頻繁にフィードバックやアドバイスを受けつつ、新たな役割に挑戦する機会をもらっています。

https://www2.deloitte.com/jp/ja/careers/interview/dtc-interview-004.html

コンサルティングは未経験で入社したので、入社当初は基本的なコンサルティングスキルが身に付けられるのかが非常に不安でしたが、入社後に受講したコンサルティングワークの基礎研修と周囲の先輩からの支援やアドバイスによって、予想していたよりもスムーズにコンサルタントとして立ち上がることができています。

研修では、コンサルタントとしての基礎的なプレゼンテーション資料作成スキル等を学習できたことに加えて、自身と同じようなコンサルティング未経験者の同期入社者とも繋がりを持つことができました。入社後数年経った現在でも、情報交換や自己研鑽等においてその繋がりは大変有意義なものとなっています。

また、コーチ(※1)や先輩社員からは、コンサルティングスキル面の指導のみならず、1人のコンサルタントとしてのマインドセットを学ぶことができており、今の自分のキャリアや行動指針を考える上で大きな影響を受けることができています。

※1:コーチ:PwCにはキャリアコーチ制度があります。コーチイー(コーチングを受ける人)は、PwCにおけるキャリアの築き方から日常で思うことまでカジュアルにキャリアコーチと会話することで、安心してPwCでキャリア形成ができる環境が整備されています。

https://www2.deloitte.com/jp/ja/careers/interview/dtc-interview-005.html
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