大手総合コンサルのアクセンチュアはどんな会社?調べてみた!

コンサルティングファーム

アクセンチュアの企業紹介

アクセンチュアは、1989年に設立された世界最大級のコンサルティングファームであり、本拠地はアイルランドにあります。ただし、本社機能や中枢機能の多くはシカゴやニューヨークにあります。現在、世界54カ国以上、200以上の都市に拠点を持ち、約62万4千人の従業員を抱える多国籍企業です。

アクセンチュアは、アーサー・アンダーセン出身ということから、グローバルでは財務や会計系のコンサルティングファームとして知られていますが、日本では主にITコンサルティングを主力としています。富士通やヒューレットパッカードに次ぐ、一流のITソリューション企業であり、一方で戦略部門を持ち、戦略立案も行っています。

また、アクセンチュアはIT起業家を多く輩出していることでも知られており、中途採用ではIT業界からの転職者も多いです。社内は業界とファンクションによって分けられており、業界グループは公共サービス・医療健康業、製造・流通業、通信・ハイテク業、素材・エネルギー業、金融サービス業の5つを扱っています。サービスラインは戦略、TOP、SCM、CRM、FPMなどを扱っています。

アクセンチュアの基本情報

社名アクセンチュア株式会社
代表代表取締役社長 江川昌史
所在地東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ
設立1995年
URLhttps://www.accenture.com/jp-ja

アクセンチュアの理念

■クライアント価値の創造 (Client Value Creation)
クライアントがハイパフォーマンス・ビジネスを実現できるようにする。また、クライアントの期待に応え、深く関与し、首尾一貫した価値を提供することで、長期的な関係を築く。

■ワン・グローバル・ネットワーク(One Global Network)
世界中どのクライアントに対しても最高のサービスを提供するために、国際的な見識、関係、連携、知識を効果的に活用する。

■個人の尊重(Respect for the Individual)
人々の多様性を認め、一人一人の独自の貢献を尊重しながら、オープンで、信頼しあい、受け入れあう環境を作り上げる。アクセンチュアの価値観を反映したやり方で一人一人に接していく。

■ベスト・ピープル(Best People)
私たちのビジネスにとって最高の人材をひきつけ、育成し、引き留める。社員の意欲を駆り立て、”Can Do”という姿勢を発揮させ、協力的で相互に支え合う環境を作り出す。

■インテグリティ(Integrity)
倫理的に確固たる態度で、正直に振舞い、信頼を築き上げる。意味することを正確に伝え、言行を一致させ、責任を持って行動する。

■スチュワードシップ(Stewardship)
次世代のために、より持続性のある強く優れた企業を築き、アクセンチュア・ブランドを守り、利害関係者との約束を果たし、オーナー意識をもって行動し、人材を育成し、地域社会と地球環境の改善を支援する、という私たちの責任を果たす。

参考

アクセンチュアの沿革

アクセンチュアは、1953年に米国で電子情報システムの開発と統合のサポート業務を行うコンサルティング業務を開始し、その後、1961年にアジア太平洋地域に業務を拡大し、1962年には日本で業務を開始しました。1989年には、従来のビジネスであった税務・会計ビジネスからコンサルティング部門を分離独立し、「経営と情報」のプロフェッショナルとして経営革新を推進する新会社(アクセンチュア株式会社の前身)を設立しました。同時に東京事務所を開設し、ビジネス・インテグレーションのコンセプトを確立しました。

その後、アクセンチュアは日本において株式会社を設立し、勝どきソリューション・デリバリーセンターを設立し、ビジネス・インテグレーション・メソドロジーを発表し、アクセンチュアとマイクロソフトの共同出資によるマイクロソフト・プラットフォームに特化したテクノロジーコンサルティング&デリバリーの会社アバナードを設立しました。2001年には、アクセンチュアに社名変更し、日本法人をアクセンチュア株式会社に統一しました。アクセンチュアは、2008年に関西オフィスを開設し、2011年には震災復興、創生に向けて「福島イノベーションセンター」を設立し、2014年には株式会社アイ・エム・ジェイを子会社化し、2016年には「アクセンチュア・デジタル・ハブ」を開設し、2018年には「アクセンチュア・デジタル・ハブ 東京」を開設しました。

求める人材像

アクセンチュアによって自らを進化させ、アクセンチュアに進化をもたらす人材が求められています。
未来のアクセンチュアに必要なDNAとして以下があ
ります。

  • 背伸びをしてでも目標へ手を伸ばさずにはいられない
  • 自分も社会も世の中までも、変えたいと望む
  • 常に次のステージを見据え、自らの開拓に貪欲である
  • チャレンジに手加減せず、最後までやり遂げる
  • 信念を持ち、誠実さを貫ける
  • あるべき姿を追求するためには、立場や関係性を超えた主張を厭わない
  • 常に既存の概念にとらわれない新しいものを探求している
  • 正解がない状況こそ楽しめる
  • タフな状況も、周囲を引き込み楽しめる情熱がある
  • 多様な文化、相違する意見の中にこそ宝石があると知っている
  • 互いを生かし合えるチームこそ無限の可能性があると信じる
  • 未知の経験や出会いを大切にする

参考

社員の声

アクセンチュアでは、お客様先にソリューション横断で複数チームのアクセンチュア社員が常駐していることも多く、互いに連携しあいながら包括的・効率的にお客様のビジネス改革を実現できます。それに、自社製品をあえて持たないことにより、お客様の状況に鑑みてベストな製品を提案できるという点もやりがいです。
ソリューション提供ベンダーとの提携関係も確固たるものばかりなので、「アクセンチュアに聞けば必ず答えが返ってくる」とお客様に信頼いただけていると思います。

https://www.accenture.com/jp-ja/careers/life-at-accenture/people-profile/people-nana-u

現時点では自分の将来目標に幅をもたせており、キャリアの選択肢を広げたいと考えています。定期的にスーパーバイザーとの面談があり、前回の面談で設定した目標がどの程度達成できているかがわかります。キャリア形成の進捗や自分の成長を客観的に観測できているように感じます。この面談は一般的な日系企業であれば四半期に一度程度の頻度ですが、アクセンチュアで私は隔週で実施しています。濃い時間を過ごす中で、自分自身が急速にストレッチしている実感を持っています。

https://www.accenture.com/jp-ja/careers/life-at-accenture/people-profile/people-tomoya-u

プロジェクトにより仕事の進め方は大きく変わりますが、プロジェクトのメンバーは様々な業務を並行して行っている人も多く、音声チャットを使ったリモートでのミーティングが日常的です。場所を問わずミーティングができるため、何事も決定が早く非常に効率的にプロジェクトを進めることができます。また、私が現在参画しているプロジェクトはお客様も物理的に離れているため、お客様との打ち合わせにもリモートミーティングを活用しました。お客様側もオンライン会議の活用は初めてだったそうですが、「社内カルチャーを刷新できて新鮮だ」というお声をいただけています。ほかに在宅勤務制度も活用していて、自分のスタイルにあった働き方を実現できています。最近は、アクセンチュア独自の働き方改革「Project PRIDE」が社内で浸透していて、限られた時間で生産性を高めながら、さまざまな人がコラボレーションすることで価値を出す働き方が求められています。そのため、プロジェクトによって残業時間を減らす工夫も多くなされています。

https://www.accenture.com/jp-ja/careers/life-at-accenture/people-profile/people-kuniko-t

前職は日系メーカー勤務で、約7年海外営業を担当していました。仕事はほぼルーティンワークでしたが、プロジェクト単位で仕事を進める方が自分にあっていると感じ、働き方を変えたいと思ったのが転職のきっかけです。転職先の候補はいくつか検討しましたが、業界はコンサルティングと決めていました。アクセンチュアに決めた理由の一つは、やはり最新事例に逸早く取り組んでいること。業界全体がそれに追従して行く様な事例をつくる会社だったので、業界の最先端を経験できる仕事は面白そうだと思いました。
そしてもう一つ、アクセンチュアのセミナーや面接で多くの女性社員とお話しする機会があったのですが、経験年数や役職に関わらず皆さん楽しそうに生き生きとしていて、女性が働きやすい環境なのだと強く感じました。私にとっては女性がどれだけ活躍しているか、どれだけ働きやすいかは重要でした。実際に育児と仕事を両立している社員の方と面接する機会もあったので、様々なライフステージの方が活躍できる環境だと実感することが出来ました。

https://www.accenture.com/jp-ja/careers/life-at-accenture/people-profile/people-yuina-m

子供が生まれてからは、家族と過ごす時間も大切にしたいと強く思うようになったため、今後もプライベートとキャリアを両立したいですし、いつか人生を振り返るタイミングで、「仕事もプライベートも充実していたな」と思える自分で在りたいです。キャリアの面では、自分の得意領域を見定めて、「この領域ならSakiさん」と頼られる存在になりたいです。学生時代から薬学を学び、入社後も製薬企業の研究開発領域に関連するプロジェクトを経験してきましたので、この領域を究めていければと思っています。
私のように特定の業界に特化したキャリアもあれば、多様な業界や部門に携わることのできるキャリアもあるので、自分が実現したいことがある方はアクセンチュアに向いていると思います。多様なキャリアを叶える環境がありますので、安心して門戸を叩いてみてください。

https://www.accenture.com/jp-ja/careers/life-at-accenture/people-profile/people-saki-m
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